「月ちゃん」が踊って。

思い出話や今のこといろいろ

ユニセックス

 

UNIQLOで服を見ていたら

女子にもおすすめのメンズ服コーデを

マネキンが着ている

 

 

もちろん華奢な男性がレディース服を

着るのもアリな訳で

男女の性別や年齢でファッションを

分ける必要はないのね

ジェンダーレスの時代だもんなー

 

 

私もメンズのジョガーパンツを

自分用に一枚購入して家に帰った

 

 

 

そういえば去年買った

コートにもなりそうなシャツワンピ

サイズ選びを間違えて

ブカブカだったから

結局着てないよなぁ…

 

 

 

あれを夫に着せてみたらどうかしら?

思いついたらすぐに試したくなる私

 

 

 

仕事から帰ってお風呂に入ろうと

脱衣所にいる夫に呼びかける

「ねぇ、ちょっとこれ羽織ってみて」

 

 

今まさにお風呂に入ろうと 

夫は下着姿になっていたが

有無を言わさず言われるまま

私のシャツワンピをはおる

 

 

 

「ちょっと袖短いしやっぱり小さくない?」

と、夫

「袖なんてめくれば大丈夫、あれ

 わりと似合うよ⁉︎ 良いかも?」

ただ服を無駄にしたくない一心の私

 

 

 

鏡にうつる自分を確認しようと

夫が一歩後ろに下がった途端 

大きく入ったサイドスリットから

モジャっとすね毛の生えた足が

バックリ見えた

 

 

 

うわぁ!やだ、気持ち悪い

変態みたい、変態やん

 

 

笑いながらヘンタイヘンタイと連呼して

いると夫も嬉しそうに喉を詰まらせ

グフグフ笑ってる

 

 

 

さんざん笑った後、真顔で

ダメだわ、こんなのやっぱり

気持ち悪すぎるわ、と

シャツワンピを剥ぎ取り

下着姿の夫に

冷たく一瞥をくれ立ち去る私

 

 

 

 

あれ、でも考えてみたらそもそも

下着の上からシャツワンピ着る訳じゃ

ないからすね毛問題は大丈夫なのか

 

インコさんとの別れ

 

 

ついに別れの日がきてしまった。

先週から羽を膨らませて呼吸を荒くしてる

ことがあって覚悟はしていたんだけど。

 

 

もうすぐ逝っちゃうかも、と伝えると

長女が先週の土曜日に駆けつけて一晩中

撫でてくれたし、月ちゃんは毎晩ビデオ通話で

インコに話しかけてたし、インコ殿はそう

寂しい思いはしなかったかもしれない。

ゆっくりお別れができて良かった。

 

 

 

そうは言っても小さな小鳥がいなくなった

家の中はガラーンと寂しくて

年甲斐もなくオンオン声をあげて泣いたり

もしている。

 

 

愛犬が死んだ時は二人の娘たちもまだ幼くて

悲しみを分かち合うことも出来なかったけれど

今回は二人とも私を慰めてくれた。

いつのまにか私が慰められる側なんだなぁ、と

時の流れを感じたりして。

 

 

 

たくさん癒されたし笑わせてくれたし

甘えてくれたし

本当に可愛かったなぁ

 

 

 

うちに来てくれてありがとう

安らかにおやすみ下さい はるちゃん

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汚部屋がもたらしたもの

 

月ちゃんの新居に行って台所まわりを

簡単に整えてきた

部屋の様子は言わずもがな

ほらみたことか

物が多すぎるよ

とりあえず、捨てたくない靴や服は

実家に送ってよいよ、と伝えると

うれしぃ〜と喜ぶ月ちゃん

だから言ったじゃない

部屋に置く靴や服の数は

大体決めておくべきだよ

一枚買ったら一枚捨てなよ

 

 

偉そうにこんなこと言ってる私も

片付けは苦手で、いつも部屋全体に

出しっぱなしの物が多いし

散らかりパターンはもはや習慣化している

整理整頓が出来なければ

家は綺麗にならない

 

 

私がだらしないせいで月ちゃんが

片付けられない子になったのかも?

親がきちんと片付けできる人だったら

やっぱり子供も小さい時から

片付けが習慣化してるんじゃない?

なんて考えると申し訳ない

 

 

 

月ちゃんの汚部屋から帰った私は

家の中のあちこちを片付けだした

火がつくと炭になるまで燃え上がる

性格なのと時間に余裕があるので

家の中のあちこちをひっくり返しては

片っ端から整理していく

 

キレイになった洗面台を見て夫が

「オオオォ!これは、、

これは汚さないように気使わんなんく

なったなあ、、」

 

最初から汚さないように気をつけてほしい

でも夫も嬉しいみたいで何となく

口調が優しい

私も片付いた家はやはり居心地がいい

何かをするのも後始末するのも

楽になった

 

 

 

月ちゃんの汚部屋がもたらしたもの

 

 

それは私の人生観をも変える

整理収納術

おかげさまで毎日が少し楽しくなりました

ありがとう、月ちゃんの汚部屋!

なんのこっちゃ

長女帰省する

有休をもらって4連休になったからと

長女が帰省した。

ちょうど歌のレッスン日だったので

娘を置いてレッスンに行った

月に2回しかないから休みたくない

 

 

レッスン前に先生と少し雑談する

「長女が帰省してるんです」と話すと

 娘さんおいくつですか?

「長女は24歳ですよ」

 じゃあ僕のいっこ上かぁ!

 

 

先生は23歳なのね…

まぁ想像どおり。

 

 

年齢が娘達と変わらないと思うと気楽で

鏡の前でやる変な発声練習も

下手な歌も恥ずかしくない

 

 

自分の声が好きじゃないと話す私に

「いや?透明感のあるかわいい声で

 いいと思いますけどね」

と先生

 

か、かわいい??ヤダァー!ヤメテヨォォ

と口には出さなかったけど

だらしなく笑ってしまう

 

 

翌日はいろんな音楽を流しながら

あちこちをドライブした

 

 

あいみょんなら「さよならの明日に」が

好きだなぁ、と話すとややあって

「さよならの今日に」ね、、と長女

 

あ、これ知ってるよADOさんの

エンマちゃんだね、と話すとスマホを見て

「阿修羅ちゃん」だね、、

 やっぱりババアね、、可哀想、、

と長女

 

 

何が可哀想やねん

だいたいコンセプトは合ってるよ

でも、阿修羅ちゃんと違って

エンマちゃんだと昭和感あるなぁ

言葉も使い古されると

時代感出ちゃうのかなぁ

 

 

明日(土曜)は月ちゃんの新居に遊びに

行く予定です。

私の仕事の都合で最終の新幹線に

乗るので、また深夜に

長女、月ちゃんの3人で駅で待ち合わせです。

楽しみだなぁ

 

歌うまになりたい!

 

最近、月に2回の歌のレッスンに行き始めた。

 

 

音痴を克服してそこそこ人並みに

歌えるようになりたい。

歌うまの友人が英語の歌もロックな

感じも歌いこなすのをうっとり

聴きながら歌が上手いっていいなぁ

と、いつも羨ましく思っていた

 

 

長女に50代のおばちゃんが歌って

感じいいわね、って歌はなんだろ?

と質問すると

 

姉「aikoとかはやめて!?せつない乙女心系は

  やめといた方が無難」

 

…なるほど。乙女系は見苦しいってことか

 夫にそれを話すと

 

夫「そうやな、恋愛がテーマじゃなくて

  もっと壮大なテーマがいいかもな

  人生とか自然とか宇宙とか…」

 

…なるほど。宇宙の歌

 探してみよう

 

 

 

しかし最近の曲はなかなか覚えられない

歳とったせいもあるだろうけど

早くて口がまわらないし

昔の歌謡曲みたいに

リズムも単調じゃない

 

 

歌うまの友達にどうやって覚えるの?

と聞いてポケカラアプリを教えてもらった

イアホンをつけて歌えばエコーも

かかるし、自分の歌声も録音できて

聴き返せて練習になるんだって

 

 

さっそく家に帰ってイアホンをして

歌ってみる

声量がないので隣近所には聞こえないだろう

 

 

歌っているとうちの爺インコ殿が

ピーピー鳴いて飛んできた

私の肩にとまって歌う私の顔を

凝視している

ここからサビ、と大きな声を出すと

インコも一緒になって

ピャアー!ピャアー!!叫ぶ

 

 

インコ殿の声量ときたら

エコーがかかって大音量で

もう全く音楽が聞こえない

 

 

耳が割れそうになってムフフフフと

歌うのをやめると

静かになる

また歌い出すとよく通るキンキン声で

ピャアー!ピャアー!!と叫ぶ

邪魔しないでください、とカゴに戻し

鍵を閉めて気を取り直し歌うと

カゴの中で何か訴えて必死で

ピャアピャア鳴き続けている

 

 

…なに?

一緒に歌いたいのか

音痴だからヤメロって言ってんのか…

私が歌うまになったらその答えは出るはず

あと三年ほど我慢してください。

娘の汚部屋を掃除するの巻

 

もうすぐ引っ越しするというのに

月ちゃんの部屋の片付けは一向に

進まないらしい

どうしたらいいか分からない、

助けて欲しいよォ〜!タスケテ〜!

 

 

一人じゃ無理なんだね…

往復の新幹線代と翌日のランチを

月ちゃんが払うという約束で手伝いに

行くことにした

 

 

空のキャリーバッグにお掃除セットだけ

放り込んで最終の新幹線で東京に向かった。

(こんな過保護はイカンですよ、、、

 あぁ、しかしながらしかしながら、、)

 

 

母「まさかダニに刺されたりシナイヨネ?」

月「わからない…長袖長ズボンで来て」

 

 

ビフォーアフターの写真撮るね、なんて

笑って夫に言ってきたものの、

TVに出れる位汚いとか

ダニに刺されるくらいの汚なさを

想像して新幹線の中で不安になる

 

 

 

深夜12時頃に月ちゃんのアパートの

最寄り駅に着く

ポツンと立っていた月ちゃんが私を見つけて

嬉しそうに駆け寄ってきた

 

 

 

例えダニと共生してようがどんなひどい

汚部屋に住んでいようが構わん!

掃除すればいいだけじゃないか

会えた喜びでさっきまでのブルーな気持ちは

吹き飛び、手を繋いで笑いながら一緒に

アパートに向かう

 

 

 

部屋のドアの前で月ちゃんが言う

「ほんっっっとに汚いからね…ゴメン」

 

 

もう覚悟はできてるわよ!と

大きく深呼吸して開かれたドアから

部屋に一歩入る

フンッ

 

 

と、片足のつま先を入れただけで

身動きできず、変な格好で固まる私

玄関は靴の山で床が見えない

靴を置く為に置いた

スチールラックからも靴がずり落ちて

なだれのようになっている

上り框は立ちはだかる段ボールや

その他のもろもろで侵入するのは不可能だ

次の一歩が出せずプルプルする

 

とりあえずつかまったラックには

ビニール傘が10本ほどぶら下がってる

なんじゃこれは、、、

 

 

積み上げられた段ボールでまだ部屋の

全貌が見えないけど

玄関からこんな状態とは、、、

 

 

 

何とか道を作り段ボールの間をすり抜けて

無言でベッドの上に月ちゃんと二人で

避難する

 

 

 

「…どう?」と月ちゃん

「うん…。ベッドの上しか居場所がないね」と私

 

 

 

何だろう、この部屋…

ナマモノが腐ってる訳じゃないし

洗ってない洗濯物がある訳でもない

顔をしかめるような汚い物はないんだけど

 

 

ただ膨大な量の多様な物が床に散らばって

隅々まで部屋を埋め尽くしている感じ

ここでどうやって暮らしてたの?

これだけ物が多いと反対に生活感がない

 

 

ていうか、スゴイね月ちゃん

よくもまぁこんな生活そのものが

困難な部屋で過ごしてられたねぇ

なんて感心する私

 

 

二人で寝る間も惜しんで掃除し

それなりに綺麗な状態になった

ベッド下からエアコンのリモコンが

出てきて喜ぶ月ちゃん

今回は引っ越しだから整理整頓は

不要で、ただ分別し処分するだけだったけど

新しいアパートはどうなるんだろう

 

 

 

とにかく物が多いけど、衣装はコラボのだけ

置いておくことにしたらダメなのかな?

もう着ないだろう私の手作り衣装や

皆様から頂いたものも全部とっておきたい

月ちゃんはまだしばらく汚部屋の住人で

いるしかないのかも…

それもまだしばらくは仕方ないのかも…と

思いながら帰る母でした。

 

 

 

追記

お昼はご近所の古くからある

蕎麦屋さんに行き

美味しい天ぷらと鴨南蛮を月ちゃんの

奢りで食べました(シブい)

 

寒くなってきましたね

午後からだけの仕事になり

のんびりとした生活を楽しんでる私

 

コンビニで買ったコーヒーを

飲みながら海岸線を車ではしり

波を待って海に浮かぶサーファーを

見ながら熱いコーヒーをごくり飲む

 

あー、喉から胃の辺りまで暖かい液体が

流れるのを感じて

まさに、身体の内側からあったまるって

こういうことよね、とふと下を見たら

 

 

めっちゃこぼれてますやん!

コーヒーで服びちゃびちゃやん!!

 

 

この、、この、、アホ!

 

 

最近こんな感じの失敗多くて

イヤになります(´・_・`)

紙コップの蓋、ピッタリ閉まってないこと

たま〜にありませんか?(泣)